Q.突然ですが質問です。どんなおうちで暮らしたいですか?

賃貸でもいいんじゃない?

とにかくマイホームがほしい!!!!
この関西ふたり暮らし夫婦のむにさんとぽよりは、住まいに対して違う考えを持っていました。
賃貸で暮らして、生活に合わせて住み替えていけばいいんじゃない? というむにさん。
異常なまでにマイホーム欲求が強かったぽより。
2022年某日時点で、ふたりに共通していた認識はひとつ。
「子どもが出来たら広い所に引っ越さなくちゃ……」
でした。
このページではインドア夫婦が家を作ろうと考えはじめた経緯についてご紹介しています。
「おうちづくりに踏み出す決め手って結局何なの!?」という方の参考になるかもしれません。
元々引っ越しの必要性は薄々感じていた
いま私達が暮らしているのは、築30年弱のアパートです。間取りでいうと2DKにトイレ、脱衣洗面、浴室というスタンダードな感じの取り合わせ。
しかしこのお部屋、エアコンがひと部屋にしか設置できないのである。
そして古い建物で気密も何もあったものじゃないのである。
思い返せば部屋探しをしていた当時、立地の良さと雰囲気で即決した部屋です。
いまでもこの部屋を選んだことについては何の後悔もないんですが、暑いものは暑いし寒いものは寒い。エアコンをつけられる部屋と、それに隣接するダイニングキッチンが人間の生活拠点。もうひとつの部屋は物置と化しました。

もし子どもを授かったら、ここで暮らすのはしんどいだろうなあ……

空調つけられる部屋が複数ある場所に引っ越さなくちゃね……
そんなことを薄々感じながら、それでも具体的な計画はなにも立てていないという状況でした。
しかし、「その時」は刻一刻と、静かに近付いていたのです。
忍びよるタイムリミット 水面下で決断するぽより

子どもを持ちたいって思うなら、マイホームは考えた方がいいんじゃない?
いろんな選択肢を検討してみるのがいいよ

年齢的にも高齢出産になるし、子どもは持たなくてもいいんじゃない?
詳細は省きますが、ぽよりは我が家の暮らしを心配する一部の親族から、そんなことを言われたりしていました。
ちなみにむにさんは、

子どもは将来的に欲しいよね
ただやっぱり年齢的なものもあるし、子育てにリソースをしっかり充てるならマイホーム買う余裕はないんじゃないかな
勿論、資金の目処がついたらいいなと思うけど
うちの旦那さんはほんとに堅実なのだ。めちゃくちゃ助かっているのだ。
しかしこのぽよりという生き物、

いや、ふつうに両方ほしいが???
残念ながらハイパー強欲なのである。
とにかく子どももお迎えできるようにしたいし、マイホームも欲しい。
そんな願望を強く持っていた私は、とりあえず色々調べ始めました。
出産・育児にかかる費用。
子どもが生まれた後の生活。
家を買うために必要な資金。
買ったあとの税金の話。
そのころはまだ「建売? 中古? 分譲マンション?」という感じで、具体的に家を建てるというイメージはありませんでした。ただ、子育てとマイホームにどのくらいの資金が必要で、その資金のためにどのくらい生活が圧迫されるのかを考えていました。
結論から言うと、現状のままでは確かに両取りは厳しい。
両取りのためには収入を増やす手を講じなければならない。
お金だけじゃないぞ、子育てする時間も確保しないといけない。
もっと効率よく暮らせるようにならないと……
そこまで考えた私の頭にひらめきが走りました。
- フェーズ1子どもが生まれる
- フェーズ2お金がかかる
- フェーズ3子育てに時間と労力が溶ける
- フェーズ4収入上げられない
- フェーズ5家を諦める
- 結果
両取りチャレンジ失敗
- フェーズ1マイホームを持つ
- フェーズ2お金がかかる
- フェーズ3住環境が快適になる
(であろう)
- フェーズ4いまよりパフォーマンスが上がる
(かもしれない)
- フェーズ5ばりばり働いて収入が上がる
(かもしれない)
- フェーズ6子どもを迎える算段が立つ
(かもしれない)
- 結果
両取りチャレンジ成功!

これだ!!!!
これしか両取りの道は拓けない!!!!
このカッコ書きの多さで突っ走れるあたりが楽天家たる所以よな。
何はともあれ、このあたりで
- 住環境が改善される
- コスパがいい
- 子育てしやすい
というふんわりとした指針が立ちました。
中古を買うなら築浅かリノベだな、割と夜中まで持ち帰り仕事してるしマンションは気を使いそうでいやだな、建売が狙い目かしら、憧れは注文住宅だけど……とあれこれ調べながら、横でお金の話についても深堀しました。
結論。まず間違いなく住宅ローンは必須。
それなら返済期間を長くして、住宅ローン控除を最大限活かせるようにしておきたい。
…………うん?

年齢的にギリギリなのでは?!
そう、ぽよりとむにさんは現在ともに30代。
働きながら住宅ローンを返済していくなら、今がラストチャンスというタイミングでした。
そしてぽよりは、

家の値段は上がったら二度と値下げされない
といろんな人が言っているのを知っていました。

ここまで色んな所で言われているなら、どれだけ待っても家が安くなる日はきっと来ない……
家が一番安いのは……今……

……
よし。

むにさんにマイホーム計画を猛プッシュしよう。
今年のうちに意思統一ができなかったら、マイホームは諦めよ!
極端すぎ問題。
そんな決意のもと、ぽよりによる「旦那さんにもマイホーム持ちたい派になってもらおう大作戦」が始まったのでした。
「旦那さんにもマイホーム持ちたい派になってもらおう大作戦」に向けた情報収集
そうと決まればまずは情報収集です。
Instagramで山のように家アカの投稿を追いかけまくって、気になることをネット検索というフローの繰り返し。次第に「私のやりたいことって結局注文住宅でしかできないんじゃない?」という考えに至りました。
建売やリノベの情報も並行して集めながら、注文住宅を狙ってみようと思った私はむにさんに言いました。

ねえねえ、おうち建てる会社の資料請求とかしてもいい?

……まあいいんじゃない?
私にマイホーム願望があること自体はむにさんも知っていたので、

まーたぽよりが何か突っ走っている……

まあ、気が済むまで好きにやらせとこ……
という感じだったんじゃないかなと思います。
さて。むにさんに話をした私はタウンライフに問い合わせをしました。
タウンライフは「無料で複数社から間取りの提案がもらえる!」というサービスのサイトなんですけれど、実のところ「間取りの提案をもらおう」という考えはまったくありませんでした。
タウンライフ及び対応してくださったハウスメーカー様ほんとうに申し訳ありません。広告ずっとブログに掲載しておくのでどうかお許しください。なんなら後日紹介記事つくりますそれで勘弁してください。
私の目的は情報収集、ただその1点のみ。
複数の会社の資料を手に入れて、自分がハウスメーカーに求める条件を見定める。
そしてその条件を元にハウスメーカーを自分でピックアップする。
その条件についての話や泉北ホームを選ぶまでの流れはまた別の記事で! ということで割愛します。
が、とある会社の営業さんから頂いた一本のお電話が、家づくりの契機となりました。
「住宅展示場。そういうものがあるのか」

おうちづくりのお話はいまどのようなご状況なんですか?

いや、実はまだ情報収集の段階なんです
わからないことばっかりですし、主人にもまだ相談してなくって。
めちゃくちゃふわっとしています!

ああ、なるほど、そうなんですね~

主人は「賃貸でいい」って考えてると思いますし、なかなか話を切り出しにくいんですよね

そういう時は近所の住宅展示場に連れていくと、男性の方は高確率で「自分の家がほしい」って仰っしゃられますよ、経験上

……ほう? なるほど?
早速調べてみれば、目星をつけていた会社がいくつか、近所の住宅展示場にモデルハウスを出しているじゃないですか。

むにさん、むにさん ちょっとおねだりしてもいい?

……内容によるけど聞こうか

いっしょに住宅展示場のモデルハウス見に行きたい!
こうしてぽよりはむにさんとの住宅展示場デート(?)に成功したのです。
ハウスメーカー2社のモデルハウスにお邪魔して、いろいろお話を聞いたりモデルハウスの中を見学させていただきました。余談ですがそれだけで半日しっかり時間が溶けたので、住宅展示場は時間泥棒だと思います。

…………

…………

最近の家って、俺が今まで見てきて知ってる家と全然設備のレベルが違うんやなー

! うん、そうなのだー!

それに意外と……月々の支払額も許容範囲で手が届く……?

うん、そこは家計簿みてローンの上限決めてるから、生活がめちゃくちゃ苦しくなるってことはひとまずないと思います!
土地込だし、いまの家賃よりは月の支払い額上がると思うけど……

……おうち建てる方向でちょっと考えてみようか……?

うん!!!! 引き続きいろいろ調べます!!!!!
こういう感じでぽよりとむにさんは互いに、「家を建てる」という方向に舵を切り始めたのでした。
大きな一歩に繋がった3つのファクター
結論、
- 現在の住まいに対するちょっとした不満
- ライフプランが突き付けてくるタイムリミット
- モデルハウスという現物が持つ力
このあたりが夫婦ふたりで家づくりを始めるに至ったきっかけだったなーと思います。
特に決め手となったのはやっぱり住宅展示場に足を運んだことでした。
けっこうInstagramやネットの情報では「住宅展示場には行くな!」という意見を見かけるんですが、我が家に関していえば住宅展示場に行かないと、そもそも家づくりが始まっていなかっただろうなと思います。
結局その日お邪魔した2社とはご縁がなく、その後泉北ホームさんとの契約に至るわけですが……
そのお話はまた後日!
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