このブログを書いている人とその家族について
ぽより：スライムの自画像で施主ブログを書いているヒト
むにさん：道連れでスライムにされた旦那さん
関西ハウスメーカー『泉北ホーム』のスマイルパッケージで家を建てて2023年12月に引き渡されました
注文住宅、建てたーい！
ということでハウスメーカーの情報収集を始めたぽより。
実際に（タウンライフを使わず）直接資料請求をしてショールーム・モデルハウスにお邪魔したのは、泉北ホームを含めて３社だけとなります。
なんでそんなにサクサク選べたのかについては前回の記事を参照していただくとして。
今回は各社（※泉北ホーム以外の会社名は伏せます）にお邪魔したときの様子を交えつつ、泉北ホームさんを選んだ決め手が何だったのか書いていこうと思います。
とある関西ふたり暮らし夫婦が何故泉北ホームを選んだのかを知ることができます。
ハウスメーカーの選び方を知りたい方、泉北ホームについて知りたい方の参考にはなるかもしれません。あと、唯一ぽよりがムカっときた某社の営業について触れているので、「こういう発言したら失注する」という参考にもなるかもしれません。どうかな。
ぽよりが資料請求したハウスメーカーの基準おさらい
ぽよりはハウスメーカー選定にあたり、ある程度条件を絞って資料請求をすると決めていました。
- 地域工務店以外
- 断熱・気密・耐震強度にかかわる数値をサイトに明記している
- ローコスト～ミドルコスト程度の費用感
地域工務店は、土地勘も人脈もないので良し悪しの判断ができないだろうということで除外
暑さ・寒さがいまの住まいで一番気になるところなので、断熱・気密が良いところがよし。地震怖いから耐震強度もしっかりしてる方がいい
そして何と言っても予算には限りがある！
というわけでこの条件でだいぶ初手から結構な数のハウスメーカーを除外していました。
大手ハウスメーカーに技術の粋を凝らして作ってもらうような注文住宅は億万長者になった時の楽しみにします。
上記の条件を満たすハウスメーカーのなかで、これだと思う営業さんと出会えた会社で考えよう。
そんな方針を立てたところで、まずは近場の住宅展示場にモデルハウスがある２社に資料請求をしました。資料を確認して、それぞれの特徴を確認してから見学予約を入れました。
住宅展示場、１日に話を聞けるモデルハウスは２～３件が限界だと見かけていたのと、前の記事で書いた『旦那さんにもマイホーム持ちたい派になってもらおう大作戦』の一環としてモデルハウスに行く予定だったので、最初は２件のみにとどめました。
８月中旬、ぶっちゃけお盆休みにお邪魔したハウスメーカー、A社とB社の営業さんとのやりとりをざっくりとお話しようと思います。
１件目：規格住宅が中心のハウスメーカーA社
まず１件目のA社。注文住宅というよりもある程度間取りが決まっていて、その中から自分の好きな間取りを選んで家を建てる規格住宅寄りのハウスメーカーさんでした。
口コミの費用感でいうと泉北ホームと同じくらいだったんじゃないかなと思います。
当日はアンケートを書いた後、担当の方と一緒にモデルハウス内を見学して、その後に打ち合わせ室の中でお話をしました。どんな家に住みたいか、どの辺りの土地に建てたいか、想定している予算感（想定よりマイナス100万くらい）などを伝えて、色々なプレゼンを受けたり土地の話をしたりしました。
そうですね、予算感を考えるとこのプランがオススメですね。例えばこの間取りで、この部屋をこうしてああしてこうしてこう使ったらご希望の生活になるのではないかと
なるほどなるほど、確かにそういうふうに生活できそうですね
ただ、ご希望のエリアだとちょっと土地の費用がかなり高いので、中々予算で収まらないかもしれませんね……この辺りだったら予算に収まる土地が探しやすいんですけど……
あー……そうなんですね。今この辺りの賃貸で暮らしてて、すごく暮らしやすいのでこの辺りだとすごく嬉しいんですけど……やっぱりSUUMOとか見てても高いですもんね。難しいですかねえ……
んー……ちょっと僕の方でこの間取りが入る土地をいくつかピックアップして情報をメールで共有するので、後日一緒に土地を見に行きませんか？
ぜひお願いいたします～！
今日は住宅ローンの事前審査の申込みだけ書いていただいて、あとは土地を見にいく日取りだけ決めましょうか。土地を実際に見ていただいた上で、土地込のお見積りを出させていただきますね
はい、よろしくお願いいたします～
そういう感じでその日の話は終わりました。
実はその日は住宅ローンの事前審査に必要な源泉徴収票などを持っていっていなかったのですが、次の日に自宅まで取りに来てくださったりしました。ここの営業さん良い方だなーと思っていたので、脳内では候補のひとつとして丸印をつけていました。
２件目：品質・性能に絶対の自信アリ！ のB社
B社はとにかくパンフレットから何から品質に絶対の自信を感じるハウスメーカーでした。
口コミの感じだと、コスト感は泉北ホームのプレミアムパッケージくらいだったんじゃないかなと思います。
こちらはA社や泉北ホームとは違い、土地購入の仲介を行っていない会社だったので、まあお話を聞くくらいで話が進まないかもなー、とこっそり思いながらお邪魔していました。
モデルハウスのリビングに当たる部分でアンケートを記入して、それから営業さんとお話することになりました。
正直このあたりのエリアでは予算的に難しいんじゃないかと思います
あー、さっき別の会社にもお邪魔してきたんですけど、同じようなことを言われましたね
そもそもですよ、ぽよりさん達いまのお住まい、このあたりの地域の２DKの賃貸ですよね？ こんな良い土地で暮らしてるとか、僕から言わせてもらうと贅沢すぎます！
今日はうちのモデルハウスを見ていただいた上で、土地が見つかった後でうちに頼みたいと思ったら、その時にもう一度問い合わせていただければ！ 色んなハウスメーカーさんを見てから、やっぱり弊社にお願いしたいっていうお客様多いんですよ！
あー……そうなんですかー、わかりましたー
これ予算的なところで門前払いのパターンかな 概算見積もりの話さえ出ないな
……ていうかさ？
この人、このエリアの土地を探していることじゃなくて、この土地で今暮らしていることに対して贅沢って言ったな？
注文住宅って、今よりも暮らしを良くしたい人が建てるもんじゃないんか？ そういうターゲット層の人間に、オメーの今の暮らしは贅沢だわって言ったってことだな？？？？
ぜってー此処では建てないようにしよ★
というわけで２件目の営業さんとはまったくご縁がありませんでした。
とはいえ、お話の後で見学させていただいたモデルハウスは確かに性能が良いと解るモデルハウスでした。めちゃくちゃでかい吹き抜けの家をエアコン１台で真夏に冷やしてるのはすごいなーと思います。（あんまり超巨大な吹き抜けには興味なかったけど……）
ますます気密・断熱の良いおうちがいいなという気持ちを強く持てたという点で、２件目の見学も無意味ではなかったなーとは思います。
A社と比較検討したくて問い合わせた泉北ホーム
さて。
営業さんの感じは明らかに１件目のA社が良かったし、初日で話も進んでいたので、「私達の家を建てるのは……もしかしてA社さん……！？」みたいにも考えていました。
が、候補１件だけで決めるのは怖かったので、せめてあと１～２件お話を聞いてから決めたいなーと考えていました。
そういう訳で引き続き気密・断熱の良いおうちが建てられる会社を探していたわけですが、その中でたまたま（InstagramだったかSUUMOのサイトだったかで）見かけたのが泉北ホームでした。
気になったのでインターネットを駆使して泉北ホームについて色々調べてみました。
なるほど、なるほど、設備とか色々コスパが良さそう
口コミは……ピンキリだけど、やっぱりコスパについては評判がいい
ショールームも比較的近くにあるな……資料請求してみよっと
ところでハウスメーカーの担当営業は、基本的には資料請求したタイミングで決まります。
つまりこのタイミングで泉北ホームも担当営業の方が決まっていたわけです。泉北ホームの資料と一緒に、担当営業さんのお名刺も同梱されていました。
むにさんにもう一件ショールームに行きたいという話はしていましたが、夫婦で出かけられる日が間近だったため、担当営業の方のメールアドレスに直接ご連絡をしました。
そしてその日は営業さんがちょうどお休みの日でご返信がなく、焦った私は次の日にお電話をかけさせていただきました。
すみません、昨日メールしたんですけど、届いているか不安になりまして……
ああ！ 昨日お休みを取らせていただいていて、今からメール確認するところだったんです
あっ！？ なるほど！？ すみません焦っちゃって……
それならショールーム予約の日程の件なので、お手すきの時にご返信くださいッ
ショールームのご予約なら、今このお電話でご予約しましょうか？
えっ、あっ、日付はともかく、時間は主人と確認しないとお返事できないんですけど
それなら仮で予約を入れておきますんで、変更が必要であればすぐに変えられますし改めてご連絡ください
話はっやいなこの人。
そう、それが今も現在進行形でお世話になっている、泉北ホーム担当営業さんとのファーストインプレッションでした。
泉北ホーム担当営業さんとのショールームでの初顔合わせ
予約させたいただいた日時にむにさんと二人でショールームにお邪魔すると、ショールーム内にあるダイニングテーブルにて担当営業さんと初めての打ち合わせが始まりました。
こんな感じでああいう感じのおうちがほしくて、この辺のエリアが第一希望で、予算が土地込でだいたいこのくらいに収まるといいなと考えています
はいはい、なるほど
あとお送り頂いたカタログを拝見してたんですが（付箋をごりごりに貼ったカタログを取り出し）プレミアムパッケージとスマイルパッケージの違いを伺っても大丈夫ですか？
どうぞどうぞ
この設備はスマイルだとどうなってるんですか？
ああ、ここはこれでこうでああなんです。
これとこれはスマイルも標準ですけど、こちらはプレミアムだけですね
なるほどなるほど、それならここはこれでああでこうなんですか？
そうですね、これはああでこうでああでこうなんです
？？？？？？？
……黙々と情報収集しまくってた知識をもとに質問してたから、当時のむにさんは聞いててもさっぱりの会話をしていただろうな、と思います。むにさんごめんね……ごめんね……
何はともあれ、営業さんの質疑に対する返事がとにかく早いので思わず色々聞きまくっていました。もうこの時点で、だいぶ「この営業さん、デキる人だろうな……！」という印象だったんです。
しかしご予算がそのくらいですと、ご希望のエリアに土地があるかなあ
やっぱりそこがネックですよね。他の会社さんでもやっぱり難しいとは言われていて
そうですねえ……すみません、今日まだお時間大丈夫ですか？ あともう少ししたら土地担当でレスポンスが早い人間が一人戻ってくるので、彼を担当につけます。一緒に土地の情報見てみましょう
えっ あっ 有難うございます！？
話 はっや！！！！！
初めまして、土地担当の者です！ よろしくお願いしますね
あっはい、よろしくお願いします
そうですね……この辺のエリアだとやっぱりちょっと探すの厳しいかもですね。SUUMOとかで土地探したりしてます？
あ、はい、自分で土地も見るだけ見ていて、こことかどうだろうと思ってるんですけど……
あー、間口はちょうどよさそうですね。うん、此処はいいかも
そうですね……実際に見てみないと分からない所もあると思いますし、いくつか他にもおすすめの土地をピックアップして情報を本日お渡しするので、今度一緒に見に行きましょうか
あっ お願いします！
ふむふむ。候補の土地の値段がこのくらいか。じゃあこの土地で建てる想定で、プレミアムパッケージとスマイルパッケージの概算見積出してくるので、少々お待ちください
えっ 今日見積でるの！？！？
というわけで見積書のご説明をいたしますね
マジで見積書できてるっていうか項目細かいな！？
ここが家本体の価格で、ここがあれそれの費用。こちらがそこここの費用で、これは場合によってはなくなったりするんですけど入れて見積出してます。で、この土地だとこういう決まりがあるのでこういうものが必要になって、その他こうこうこういう費用が入ってこの概算です。こちらがスマイルパッケージで、こちらが同程度の広さで建てることを想定したプレミアムパッケージのお見積りです。あ、土地の価格はここですね。同じ条件で建てるのであれば土地の値段の増減がそのまま見積額の増減になります
な、なるほど……
住宅ローンは土地と家両方でお考えですかね？
はい、そのつもりで考えています
それならえーと、たしかあの銀行とこの銀行が行けたはずやな。ちょっと住宅ローン担当に確認してきますんで、とりあえず住宅ローン事前審査のお申込書を書いていただけますか？
あ、はい！
土地担当と今度土地を見に行ってもらって、候補地が絞れたらもう一度お打ち合わせしましょうか。その時までに標準設備を一覧化したプレゼン資料を準備してお渡しできるようにしときますね
話 爆速だな！？！？！？！ 最高かな？？？？？？
その日はそんな感じで打ち合わせが終わった訳ですが。
……もう泉北ホームさんでよくね？
ぶっちゃけ私もそんな気がしている……
割りとこの時点でこころは泉北ホームに決めていた感じでした。
一方そのころA社は
音信不通。
いや、完全に連絡が途絶えたわけではなかったんですが。
すみません、いただける予定の資料がまだ届いてなくて担当営業さんにお電話したんですけど、お出にならなくて……それで会社にかけさせていただいたんですけど……
あー！ すみません、○○の方なんですけど、実はコロナにかかりまして……
あ、あああああ！ なる、ほど……！ 療養があけたらご連絡いただけるようにお伝えいただけますか……それとどうぞお大事にとお伝えください……
と、いう話になってからしばらく経ってからも連絡がなく。
一度だけお電話つながったんですが、やっぱりその後はご連絡がなく、最終的にはお断りすることにしました。こ、コロナで仕事止まってパンクしてたんじゃないかな……ご武運を……と心のなかだけで祈っておきました。
結論：泉北ホームの担当営業さんマジで有難う
どうして泉北ホームさんを選んだかという話になったら、
- とにかく担当営業さんの話が早かった
- 契約前でも土地探しや住宅ローンの話まで親身になって対応してくれた
- 伝えた予算の幅でどれだけできるか検討してくれた
- 見積書に家の本体価格以外もしっかり載っていて予算のイメージがつきやすかった
- とにかく担当営業さんの話が早かった
という点につきるな、と思います。加えて、泉北ホームでできないことも正直かつ明確に伝えてくださったこともかなり印象が良かったです。
おかげさまで営業図面決めの最中である2023年1月現在、とても楽しくおうちづくりを進められています。担当営業さんマジで有難うございます。ここで書いても伝わらないとは思いますが……今後ともよろしくお願いいたします。
余談
そうそう、泉北ホームさんってテレビCMもあるらしいよー
へえ、そうなんや
Youtubeに上がってたー ふるふるふるふるフル装備♪ ってやつ
！？！？！？！？ 円広志の！？！？！？！
あれ泉北ホームやったんか！！！！！！
まさかあのCMの会社で家を建てることになるとは思わなかった
とのことです。
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