
注文住宅、建てた~い!
楽天家シンキングで突き進むまま、注文住宅を建てようと決めた家づくりスライムぽより。
家づくりを始めたきっかけや注文住宅を選んだ理由はこれまでの記事をご参照ください。
と、いうわけでハウスメーカー探しです。
ハウスメーカー探しといえば、多い人だと10社~20社ほど見学に行ったり、土地探しと並行して1年近くかける方もいらっしゃると聞きます。逆に数ヶ月で決める方もいらっしゃるそうですし、多分それぞれのおうちで差がある所なのだと思います。
我が家は比較的早くハウスメーカーを選んだ方だと思います。
大まかな流れを書くと、
- 6月下旬タウンライフでの一括資料請求
- 8月中旬ハウスメーカー2社資料請求→住宅展示場でモデルハウス見学
- 8月下旬泉北ホームに問い合わせ→ショールーム見学
- 9月下旬泉北ホームと契約
見学に行ったハウスメーカーは泉北ホームも合わせて3社のみ。
一括資料請求から数えれば3ヶ月ですが、夫婦ふたりで動きはじめた8月中旬からで言うと実質1ヶ月半で泉北ホームに決めたことになります。

はやすぎやろ

そうかもね……?
こんなに早く決められるもんなの? という方もいるかもしれません。
我が家はいけた、というだけの話ではあるんですが、ぽよりがどんなふうにハウスメーカーを選んだのかをご紹介しようと思います。
ぽよりが情報収集から3ヶ月、実質1ヶ月半でハウスメーカーを選んだ方法について知ることができます。とにかく早くハウスメーカーを選びたいという方の参考にはなるかもしれません。
「よし、まずはハウスメーカーの数を絞ろう」
結論から言うと、とにかくまずは問い合わせをするハウスメーカーの数を絞ることを考えました。
以前ブログにも書きましたが、私は「2022年の間に家づくりの算段を立てる」というタイムリミットを自分に課していました。 そういう理由でもともと、たくさんの会社とじっくり話をして選定することは無理だと考えていました。
もっと具体的に言うと、「最大5社ぐらいの中から選ぶことになるだろうな」という感覚がありました。
その段階で、地域密着型の小規模な工務店は候補から外すと決め打ちしました。
工務店の方がコストが安い、自由度が高いなどのメリットがあることは何となく知っていましたが、九州出身で土地勘・人脈ゼロの私には、たくさんある工務店の中から自分たちに合う所を探す能力がないだろう。
というわけで、年間棟数が二桁以下のところはどんなに良さそうでも候補に入れないという方針をまず立てました。
それでもハウスメーカーはたくさんあるわけですが、選び方が分からない。
そうだとりあえずカテゴライズしよ。
ハウスメーカーをカテゴライズするために一括資料請求

とりあえず無差別に10社くらい資料請求しとけば、色んなタイプのハウスメーカーの資料が集まるっしょ

集まったハウスメーカーをカテゴライズして、私が求めるマイホーム像に一番近そうなカテゴリのハウスメーカーを探そっと
こんなノリで6月の下旬に「タウンライフ家づくり」で一括資料請求を行いました。
たしか電話での連絡が3社くらい、資料送付が8社分くらい来たんじゃないかなと思います。
それらをざーっくりとカテゴライズしたところ
- 無垢の木材をふんだんに使った木のぬくもりを推す自然派タイプ
- 吹き抜けや大開口の窓などデザイン性を全面に出す技巧派タイプ
- 気密性・断熱性の高さや耐震性の高さを売りにする性能派タイプ
こんな感じになりました。
他にも色んなタイプがあると思うんですが、集まった資料でカテゴライズしたらこんな感じだったというやつです。
さて、私はとにかく「暑いのが嫌、寒いのが嫌、快適に過ごしたい」という要望があったので、気密性・断熱性の高さをウリにしているハウスメーカーの資料に目を引かれました。

ふむふむ、UA値とかC値とかあるのね。どれどれ調べてみよう。

ほうほう、ZEHとかHEAT20とか色々あるんですね?

へえ、気密・断熱だけじゃなくて耐震と耐火にも基準がある。そうなの……
実はぽより、家全体が無垢の木材の家ってあんまりピンと来ないタイプです。
ついでに言うとデザインと性能だったら性能優先みたいなところがあります。
それなら気密・断熱・ついでに耐震・耐火にまつわる数値を公表してるところから選ぼ! という次の方針が立ちました。
そこまで決まればあとは予算だ!!!!
家計簿から土地と家あわせての予算を決める
家計簿といっても、毎月の家計簿とにらめっこした訳ではありません。
具体的にやったのは足し算と引き算だけです。
月の固定費用総額を積立予算も含めて出して、月収から固定費用を引いただけ。ボーナスは使わない想定です。 現状の家賃と余裕を見て、どのくらいまで家賃(≒ローン返済)が増えても問題ないかを確かめました。
そしてボーナスに頼らずに月々いくら支払えるかを算出してから、各銀行が公開している住宅ローンシミュレーションを2、3件ほど行いました。

ふむふむ、月々の支払いをこのくらいで抑えようと思ったら、大体この金利でこのくらいかー。

よっし、土地と家あわせてこの額に収まる価格帯のところ探そ!
正直こんなノリで予算決めていいのか? とも思います。け、計算上はいけるはず!
不安な方はファイナンシャル・プランナー(通称FP)と呼ばれるお金の専門家に相談する方が安心だと思います。
例えば「保険チャンネル」などのサービスを使えばFPの資格を持つスタッフに家計相談ができるので、堅実に進めたいという方はそういったサービスを使うことがオススメです。

何はともあれ、【ハウスメーカーのカテゴリ】と【価格帯】、ふたつの方針を立てたことでかなりハウスメーカーを絞ることができました。

ここまで絞ったらもう、素人が会社の良し悪しを比較するのは難しいよなー

よっし、後は担当になった営業さんとの相性で判断しよ!
そう、ここから先はご縁まかせのハウスメーカー探しだったのです。
「家づくりは営業が6割」説、ぽより的解釈
Instagramで注文住宅の情報発信をしている方が、度々話題に上げるのが「家づくりは営業が6割」という通説です。
ぽよりの体感だと今のところ、「家づくりは会社が2割、営業が4割、施主の積極性が3割、あとは運!」という印象です。ただしハウスメーカーの探し方次第では会社と営業の区分けがなくなるかもな、それなら確かに営業6割って言ってもいいかもな、と感じています。
というのも、私は先に【ハウスメーカーのカテゴリ】と【価格帯】を絞っているため、候補に上がる会社はポジショニングマップの上では近しい会社ばかりになります。

そして大体どこの業界も、近いポジションの会社と競争しているものです。
たとえば価格であったり、商品の品質であったり、カスタマーサービスであったりを他社と比較して、より自社が選ばれるようにという工夫をしていくのが資本主義の常のはずです。

ということは、同じ帯域の会社の質が極端に違うってことはないと思うんだよな~
それなのにどこのハウスメーカーもネットで調べると、「すごく良かった!」というレビューと「最悪!」というレビューが両方並びます。

これは……たぶん、あれだな?

窓口になる担当営業との相性だな!!
ぽより調べによると、ハウスメーカーは営業の他に設計やインテリアコーディネート、施工管理など様々な専門部署がある(もしくは専門の外注先を持っている)ということがほとんどのようです。
そして営業の役割といえば、施主との窓口に立つ一方で、社内の各部署や外注先の人員に声をかけてチームをつくり、その取りまとめや橋渡しを行ったりすること、らしい。

これ、施主と営業の相性最悪だったら大惨事じゃない???
ある程度の規模の会社であれば、大抵営業は複数人存在します。
おそらくその内のひとりやふたりは施主にとって相性バツグンの人がいるんだと思います。 が、同時にひとりやふたりは相性最悪の天敵のような人もいるんじゃないかと思います。
そしてハウスメーカーの担当営業が誰になるかは、ほとんどが、運!!
先輩施主や仲介業をしている人間の紹介でなければ、施主の側から営業を指名できるケースはほとんどないと思います。
このマッチングの良し悪しがそのまま顧客満足度の差につながっているんじゃないかしらん……というのがぽよりの見解です。
(完全に余談ですが、施主の紹介があると割引がきくのって、このマッチング事故率が減るからじゃないのかなという気が個人的にはしています 完全に想像です)
さきほど
「家づくりは会社が2割、営業が4割、施主の積極性が3割、あとは運!」という印象です。ただしハウスメーカーの探し方次第では会社と営業の区分けがなくなるかもな、それなら確かに営業6割って言ってもいいかもな、と感じています。
ぽより(このページのちょっと上の方)
といいましたが、この『会社が2割、営業が4割』をもっと具体的に言うと……
「ぽよりの場合、先に会社をカテゴライズして母数を絞っていたから、実際に選ぶときには主に『営業との相性がいいかどうか』を気にしたら良かった」
「実際に話を聞いて会社の特徴を知った上でじっくり比較したいという場合には、『営業の話=各ハウスメーカーの情報収集』になるから、担当営業が誰だったかってかなり影響がでかそうな気がする」
という感じです。
ぽよりのハウスメーカー選定RTAロードマップ
ざっくりまとめると、
- ハウスメーカーをカテゴライズする
- 予算を把握する
- カテゴリと予算を見てハウスメーカーを絞る
- 選ぶときはご縁に任せて営業さんと相性が良いかを見る
こういう流れでハウスメーカー選定を進めた所、3件目に問い合わせた泉北ホームで「この人だわ!!!!」という営業さんにお会いできたので、実質1ヶ月半でハウスメーカー選定が終わった、という訳です。
それじゃあ泉北ホームの営業さんと他2社の営業さんの違いって何だったの? という話ですが……
その話はまた後日!!!
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